【EXHIBITION】NAZE「Little Prayer」


NAZE exhibition
「Little Prayer」
presented by Pulp

2023/11/10(金) – 2023/11/23(木・祝)
平日 13:00-18:00
土日祝 12:00-19:00
※11/14,15,21休み

at POL (大阪市中央区谷町6-18-29 2F)




NAZEの個展を開催いたします。

本展では、作家自身が”武器”と称する立体作品のシリーズを中心に、ペインティング、ドローイングも展示いたします。

幼少期から作り続けていて表現の源となっている”武器”。身の回りのゴミ、何かの部品等を組み合わせて作る杖のような立体は、影響を受けてきたであろうアニメやRPG的なファンタジー/マジカル感と、グラフィティ/ストリートアート的なソリッド感とが混ざり合い、独特の魅力(魔力のようなもの)が宿ります。

作家在廊日:初日11/10(金)
在廊中は「持ち込みドローイング」を開催します。
ご持参いただいたもの(服やバッグetc.)にNAZEがその場でドローイングいたします。(価格はドローイングのサイズによる)

 

<statement>
小学生の頃、1人で帰る時、空を眺めるのが怖かった、空から何か爆弾のような物が落ちてくる想像が頭の中で広がった。図書館で読んだ『はだしのゲン』のせいだ、ある日は揺れる木がモンスターに見えた、ドラクエのじんめんじゅというキャラクターのせいだと思う。戦うために木の棒で木をしばきまくった。僕はよく想像と一緒に遊んでた子供だった。ゲームが家になかったので基本外で遊んだ。
そんな中、登下校中にガラスの破片を拾ったキラキラしてキレイな切れ味の良さそうなガラス、左腕には太い輪ゴム、その辺の木を拾って組合せ、手のひらサイズの槍を作った。感動した。家に飾ったら捨てられた。なので公園の茂みに沢山の手作り杖や武器を隠して眺めるのが僕の楽しみになっていた。

中高は、その武器遊びの事なんてすっかり忘れて居たが大学に入ってから、心が悲しくなる日が増えた、楽しい事も多いが、鬱になったりした。そんな時、また武器作りをしていた。武器と言うより杖、魔法の杖、いや、、祈りの杖かな。誰に見せるでもなくただ自分の心の拠り所、御守り、そんなところ。

10年たった、そんなところ、とても悲しい事があった。なのでまた僕は祈るように武器を作って居ます。基本売らない物が多いけど、初めてちゃんと見せようと思います。POLの田窪さんの所でなら良いかなって。次はいつになるか分からないので是非見に来て見てください。
(NAZE)




::ARTIST PROFILE::

NAZE

1989年茨城県生まれ。
触覚的な筆致で描かれるドローイング、スプレーやコラージュを用いたペインティングや壁画、廃棄物を使ったオブジェなど、様々な表現を往復しながら作品を創り続けている。contact Gonzoとしても活動中。

Born in 1989. He continues to create his works while going back and forth between various expressions such as drawings drawn with tactile brushstrokes, paintings and murals using spray and collage, and his objects using waste materials. He is also active as contact Gonzo.

Instagram:@naze.989
X (Twitter):@naze_e_kill






Facebook eventpage:https://www.facebook.com/events/999888711305015/



企画:NAZE, Pulp 田窪直樹

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